はい、皆さんこんにちは。EmmaPlanetのインド占星術、星詠家のSATOKOです。
今日は(11)月(7)日(木)曜日です。
またちょっと時間が空いてしまったので、首を長くしてお待ち頂いていた皆様におかれましては、お待たせしてしまい大変申し訳ありませんでした。気持ち的には、ほんとに毎週どころか毎日ぐらい収録しては配信ってしたいんです。ほんとに。もう皆さんにこの話あの話下さい下さいなって、シェアしたいことがまだまだ沢山あるんです。けどなかなか軽やかにその収録や配信が出来ない理由の一つには、ベース私の中の綱引きがありまして。是非ここで一度聞いておいて頂きたいなと思います。
やっぱり私ね。ご縁あってこれを聞いて下さってる方の誰一人として、私が発信する内容とか言葉に傷ついて欲しくないなと思っているのが一番大きくてですね。インド占星術って学んでいると、結構シビアでハードな説明が実は沢山出てくるんですよ。でまた尖った表現もえ?って感じてしまう言い回しも割と多い。だから鑑定する側は、一つの事だけを見て、それだけについてそのまま伝えるような事は絶対しないのだけれど。しかしながらね、皆さんが自ら学ぶ際にはそれも全て最初からしっかり目を通した方がいいとは思っています。ただ私は自分が学んできた知識や情報を今後あらゆる形で発信していきたいと思っているので、発信する内容もそうですけど、それをどんな言葉で紡ぎ、どんな風に皆さんにお伝えしていくのかっていう事には細心の注意を払うように心がけて収録しております。師達に尊敬の念を持ちつつ、またインド占星術に触れた方達が自分で光りを見いだせるように。
で私のこのスタンドエフエムをね、どの人が聞いてもその方が抱えている胸の奥深く、ご自身でもよく分からないような言語化出来ないような、心窩部で根ざしてしまっている何か、その何かを人から見えないように必死に毎日を過ごしているそのそれぞれのシビアな現実の向こうどこか、何かしらの気付きや光を見いだしてもらえるような、そんなお話をしていけたらな、と思っております。
私ね、今回はこれをずっと長く続けていきたいなと思っていますので、今はちょっとペース作るのに慣れてないのもあり、そんなこんなで思ってた以上にまだ配信出来ていませんが、皆様次の音声配信やブログをどうぞ温かい目でお待ち頂けたらなと思っております。
という事で前置きが長くなってしまいましたが、オープニング再び(笑)
今日は(11)月(7)日(木)曜日、はい、ではほんとのほんとに#(4)回目の配信始めたいと思います♪
前々回の#(2)回目は(トラウマ返しという言葉について初めてお話させて頂いたんですけど、どんな内容だったかというと、子供が家庭内で無意識のうちに抱えてしまうトラウマについて、とそんな知らず知らずの内に抱えてしまったトラウマがその子供達が大人になり子供を持つ親になった時にどんな影響を及ぼすのか、みたいなお話をさせて頂きました。そしてトラウマ返しという本の紹介)についてお話をさせて貰ったんですよね。
ちなみに#(3)回目は(私の子育てエピソードになりますが、私自身が今度は自分の子供にトラウマを与えてしまう側になっていて、それに気付いて泣いた日の事をシェアさせて頂くといった)そんな内容のお話でした。
でまずもって、どうして、今回このトピックを最初に持ってきたかというと、理由は3つあるんですね。一つ目は鑑定を再開した9月にこのあるコンビネーションの方が3名続いたという事。でこれは鑑定あるあるなんですけど、鑑定のご依頼がある時って何故か同じようなコンビネーションを持った方が続くんですよ。不思議なんですけど。もちろんご相談内容も年齢層も全く違うんですよ。でもチャートの中でお持ちのコンビネーションに似た特徴をお持ちの方が続いちゃう。で2つ目は私自身、このテーマとはとても身近であったという事。私自身娘が4室ケートゥ持ち、で兄弟の内の一人もこの配置持ち。で3つ目として今まさに父がなくなった私の実家で起きている事が、少なからずこのコンビネーションの影響でもあるなと。そういう関連性を自分自身が目の当たりにしている。という事もあってトピックとして挙げさせて貰ったという事があります。
はい、でそのトピックがこちら。『4室のケートゥ』です。
インド占星術ではチャートを読んでいく時にその人がどういった幼少期を過ごしたのか、またどういった家庭環境で育ったのか、という事はリーディングをしていく上で大変重要だと言われているんですね。でどうしてかっていうとそれは西洋占星術とは違って、インド占星術はその人の心によりフォーカスが当たっている占術であるという事。でその4室というのは、母のハウスであり、家庭環境、幼少期にうけた教育や、その人の家や不動産、あと母親から受ける愛情、心の平和、感情的な安定・つながりを見る時の部屋と言われています。
じゃ、ケートゥとは?というと、一般的にケートゥは過去生との繋がりを表すと言われていて、ま4室が母親や家、家庭環境も表すハウスなので、単純に言えばお母さんとの過去世からの繋がりを表していると読むわけです。でケートゥってどんな事をもたらす惑星かっていうと、ワードのみで言うとね、分離だったり離別・精神性・物質的なものからの距離を象徴すると言われています。物欲から引き離そうとする訳です。
でこれはこのチャートを持った人の母親が例えば、物理的だったり、感情的に距離を置いていたり、でその人が孤立感や疎外感を感じやすいという事が言われています。今現代働くお母さんはどうしたって家を空ける事は珍しくないし、下にまだ幼い弟妹がいたりで思ったように構って貰えなかった、や家にいるお母さんだったとしても他の事でいつも手がいっぱい、例えば介護だとか、お母さん自身の趣味だったりに没頭していただとか。そういう事で寂しさが生まれやすいという事があげられています。
あ、でね。私は出来るだけ、学んだテキストからだけじゃなくて、自分がその配置を持った人と接して、直接聞いて、その人が実際どう感じているのか、だったりその配置が実際は日常生活でどう現れているのかという事をお話させて貰いたいので、ここでは出来るだけ自分の実体験メインでお話しようと思ってます。
で、この4室ケートゥの人達は自分のお家だったり心もそうなんですけど、自分の居場所ですね、(自分が自分でいられる場所)そこを大変大事に捉えています。そこにフォーカスをあてているというか。生まれる前からあたっているというか・・・過去世からの繋がりだから、ね。だからといってめちゃくちゃ家を綺麗にするとかそういう事とはまた別なんですけど、自分の居場所に対して聖域のように捉えているところがあって。その家の中の自分の居場所を唯一のエネルギー補給の場としてその空間を一番大事にしている方が多いように思います。でもね、それなのに、いつでもその空間から逃げ出したいとも思っていて。だからこそ常にね、セットで意識が同時に向かっているのは対面のハウスにいる10室、仕事のハウスなんですよ。そこには飽くなき欲望をかきたてるラーフがいますから。10室のラーフは仕事・仕事でのキャリアをとことん追いかけさせます。
だからね、4室ケートゥの人って、家を・母を・心の平和を大事に思いつつ、急に実家から出て海外に飛び出しちゃったりするんですよ。もちろん他の惑星の配置やダシャーにもよりますけどね。
でもこの人達は10室にラーフがあるのでね、端から見てキャリアに満足しているように見えたとしても、内側ではどこか満たされないジレンマを抱える事が多くて、なんでどうしてって、自分の心を見つめていく事で今度は悟りや精神性を自然に追求していきたい、だったり、その時いる場所から離れた場所それこそ外国だったり秘境って言われるような場所に強く惹かれたり、そういった事が実際に事象として現れてくるようです。
あとね、これは私が読み漁った沢山ある書籍の中の1冊に書いてあった事なんですけど、母親がある種の罪悪感みたいなものをもってこの人に接しているような感覚があったり、母親自体がそもそも抱えている問題がその人の人生に強く結びついている事があるかも分からないって。でこれに関していうと、私は娘がこの4室ケートゥ持ちなので、非常によく分かるんです。母親の立場からね。それはやっぱりうちには下2人もいたという事があって、とにかく彼女が小さい時は、すぐ下の妹が夜驚症という事もあって、非常に手がかかる子だったから思ったように抱っこもしてあげられなくて、一番甘えて寝たいだろう夜なんかは、ホントに構ってあげられなかったなと思っています。気持ちの面ではもう溺愛溺愛で育てたつもりなんですよ。てか溺愛でした。夫婦して。夫なんかは特に、私の目から見ても長女だからと厳しかったです。が彼もきっと『甘やかして育てた』と思っていると思います。
でね。こないだこの話について実際娘に聞いてみたんですよね。
今皆さんにお話した内容、そのもの丸っと彼女に話して。
ま実際の彼女の『4室ケートゥ』はそれ単体だけじゃなく、他の惑星からの絡みもあり、それが在住する星座だったりディスポジの状態やら星位やら、はたまたD9での4室だったりケートゥだったり、ほんとに鑑定でお一人お一人に結果としてお話するトータルの内容は皆様お一人お一人全然違うんですけどね。ただ今回はこの『4室ケートゥ』単体のみでのお話として。(誤解のないよう口酸っぱく言わせて頂きます)
そう、で聞いてみたんですね。
今はもうしっかり18歳でインド占星術ではこんな風な解釈としてこの配置の事、書かれたりしてるけど、振り返ってみてどう感じる?どう思う?ママはどういう存在だった?って。
そしたら笑いながらね、『そうね~うちはとにかく小さい頃は厳しかったからね~。高校上がるまでは家が嫌で仕方なかったわ!』ってまた大告白されましてね(汗)。私はとにかく可愛くて仕方なくて溺愛で、甘々で育てた感覚だったんですけど。けど確かに幼稚園の頃から、お外に行く時には『お外では、です。ます。はい。だよ!』は常に言ってましたし、門限も夕方は5時半、絶対厳守。お友達と放課後遊ぶ約束してたのにお友達の家に着いたら5時半で何も出来ずにトンボ帰りした事もあったよって。さすがにパパに頼んで6時に延ばして貰ったもんって。家を購入したきっかけも一番上の彼女に早く一人の空間を作ってあげたかったのもあるんですけど、彼女は家を買うとなった時実は一人、お引っ越しが嫌で泣いていたらしいんです。当時住んでたマンションには同世代のお友達も結構いたのでね。当時転勤族の身だった我が家としては、初めての幼馴染みっぽい感覚で嬉しかったのもあったと思います。だ・か・ら・ですね。私とは見えてるものがまるで違っていた。。。彼女が可愛くて愛おしくて、大事で守りたくて、誰にも傷付けられたくなくて、何かあってからでは遅いんだから!と過剰に『鳥籠』に押し込んでいた時期がやっぱりあったなと。彼女が欲しい『信頼』『安心』『自由』と言う名の愛情は与えてあげられてなかったんだなと、あ、駄目。振り返れば振り返るほど胸にこみ上げてくるものが多い!
そう、こうやって愛情の押し売り・ボタンの掛け違いが起こりやすいのがこの配置なのかなと、改めて思った次第です。
でまたね。姉兄のうちの一人もこの配置もってますけど、確かにそうなんですよね。母の行き過ぎる愛というか、自分勝手な愛とでもいいましょうか。いつも母の愛に応えようと一生懸命だったその結果、2人の関係に今何が起こっているのか、を現在目の当たりにして、そう。じゃ、私はどうするのか。今度は同じ配置を持った愛しい娘にどう関わるのが一番ベストなのか。インド占星術学んでホント良かったといつも思うのは、こういう気付きに導いて貰える経験があるからなんです。
インド占星術と出会い、人生のイベントを経験し、惑星の影響をまじまじと目の当たりにし、そう。で私はどうしないといけない?本格的にインド占星術の鑑定を始めた2021年。彼女は中学を卒業する年齢になっていました。
私は、とにかく彼女自身がどう思うのか、どうして欲しいのか、『彼女の声』にしっかり耳を傾けるようになりました。彼女のチャートの中の4室は私。私自身親として彼女を叱ったり怒ったりする時には特に、インド占星術で学んだ事が脳裏によぎり、今私に見えてるいるのは『こう』だけど、彼女にとっては『どう』だったのか。勿論ぶつかった事もありましたし、二人で泣く事もありました。けど娘とはいえ、母とはいえ、思考回路は別物で、別物だから分からないんです。分からないから誤解するし、誤解したままだから孤独感が生まれる。孤独を感じて欲しくないし、理解出来る『人』でありたい。
『私の思い』じゃなくて、『私がどうしたいか』がファーストじゃなくて、『私のそれ』が『私の自分勝手な愛』にならないように。『彼女の思い』をありのまま話して貰えるような『母』であり『人』であれるよう努めたんです。そして今もずっと変わらずそのスタンスです。
そう子供って『授かり物』じゃないんですよね。インド占星術を学んでからは特に、そう思うようになりました。子供は神様から『つかの間のひと時』『お預かりした者』。
魂としては全く別の『者達』。
私は彼女と人として来る未来もいい『人間関係』でいたい。
人は一人では生きられません。一人では悲しいし、何より寂しい。
可愛い子供達が大人になってから『人として』接するのではなく、本当は今から一人の人として接していくのが本来あるべき姿なのかなと。『今』。それはこれを聞いて下さってるリスナーの皆さんそれぞれの『今この瞬間』から。
でもね、分かってるんですよ。それってとてつもなくきれい事で、毎日の育児の中でそんな事出来る?!って。実際私も無理ですし、爆発して怒鳴る事だってやっぱりあるんですよ。怒りで倍速かかって1分間で今一体どんなけ喋った?!みたいな事もありますし。まけどね、未来の親子関係、親子関係だけにとどまらず、夫婦関係しかり、友人との関係、広くは人間関係全てにおいて、いい関係性を作るのは『今の積み重ね』という事なんだなと。目を背けたくなるような関係性がそこあったとしても、心をブロックするのではなくて、そこから何を感じ、どうするのか。本当はどうしたいのか。心に痛みを抱えたまま外に向かうのは破壊的な結果を生みかねません。し、凄くエネルギーがいりますよね。
だからこそ、私が思うこの配置を持った人には、『母へのある種の囚われ』を『手放し』、『自分を表現する事を諦めないで』と言いたい。外に居場所を求め続けず、他者との関わりを一つ一つ紡いでいく勇気だったり強さを持つ事が大事。忍耐がいる事かも分からない。けど外の世界と内側とのバランスを取る事が大事なんじゃないかと感じます。
一応ね、インド占星術を勉強している方にむけてですけど。有名人で4室ケートゥ10室ラーフの人を挙げておきますのでまたチャートチェックしてみて下さい。さっと見るだけでもとても勉強になると思います。
例えば
安達祐実さん(安達祐実 女 さん:Jyotish-ONE)
沢尻エリカさん(沢尻 エリカさん:Jyotish-ONE)
工藤静香さん(工藤静香 女 さん:Jyotish-ONE)
海外だと今をときめく?渦中のトランプさん(Donald Trumpさん:Jyotish-ONE)
ダイアナ妃(ダイアナ妃さん:Jyotish-ONE)
ブリトニースピアーズ(ブリトニー・スピアーズさん:Jyotish-ONE)
トムクルーズ(トム・クルーズさん:Jyotish-ONE)もそう。
そしてそう、野球選手ではメジャーリーグで活躍された
野茂英雄選手(野茂英雄 男 さん:Jyotish-ONE)
も4室ケートゥというこの配置を持っています。
あでもね、何度もお伝えしていますが、今日は4室ケートゥ単体のお話をさせて頂きましたが、どの人も同じチャートの人はいなくてですね、今日は単純に4室にケートゥがあるお話で、その在住している星座だったり、それに関わる惑星だったり、ほんとに皆さんそれぞれチャートが違いますのでね。これが全ての情報でない事はごご理解了承くださいませ。
ただ少しでも、何か皆さんの気付きや考える切っ掛け・材料に・また暇つぶし(笑)?になれば幸いです。はい!ではここまで聞いて下さった皆様ありがとうございます!
次回トランジットのお話をしようかなと思ってますが、ちょっとまだ未定なんです。
で、Xだったり、NOTEだったり、インスタだったりもはじめてみたんですけど、まだアカウント作っただけで。宜しければまたフォローしていただければと思います。
それではまた次回お会いしましょう~!
Comments